気持ちと時間に余裕があるとき

記事, 日常

まったく予定のない休日。

休憩時間に同僚との雑談の中で、こどもたちも自分のおともだちと遊ぶようになって、休日がつまらないと話していた。

その時言われた一言が刺さったので実行してみる。

「レ・ミゼラブル」百六景

大人になりもう一度じっくり読んでみようと思ったのは、友人からのこの一言。

ひとりの時間を有効に使いたいなら、こどもの頃読んだ本を読み直してみては?

こどもの頃に読んだときは、「あぁ、無情」というタイトルだった「レ・ミゼラブル」。

小学生だったわたしは、「怖い」、「こんな時代があったんだ」そんな感想しかもてなかった。

お腹をすかせた姉のこどものためにパンを盗んだら何十年も投獄されるなんて怖い以外の感想なんて持てないでしょ。そしてフランス革命など感情移入しにくい時代背景でそっと本を閉じた記憶がある。

そんな苦手な記憶しかない本だけど、わが子もいずれ文学として触れる時がくる。その時にわたしが感じたような苦手意識を少しでもなくせたらなと思ったのも選んだ理由のひとつ。

本屋さんでいろいろ探してみると、「レ・ミゼラブル」百六景」というのを見つけた。

この「レ・ミゼラブル」百六景」は、フランス文学者の鹿島 茂さんが書かれていて、この当時の時代背景を丁寧に書かれている。

そのうえ挿絵が文章だけではイメージできない情景も写し出し、とても読みやすい。改めて読みなおして本当によかった。小学生だったわたしの記憶が更新されたから。

学校の図書館で一度見つけたことがあると言っていたこどもたちにもいつか勧めてみよう。